INTERVIEW 06

研究開発のスキルを磨き、みんなに喜ばれる商品をつくりたい

マーケティング部 商品開発課
S.Mさん 2018年新卒入社

Chapter 01

幼少期から慣れ親しんだ「ゆかり」の会社に就職

私は、水産学科を卒業後、新卒で坂角総本舖に入社しました。学生時代は海産物を対象に研究を行っており、将来は食品メーカーかお菓子メーカーで働きたいと考えていました。中でも坂角総本舖を志望した理由は、地元である三重県から通勤可能な距離にあったことと、「ゆかり」を幼少期から慣れ親しんでいたことです。

祖母の家が名古屋にあり、子どもの頃に訪れた際には、よく「ゆかり」を食べていました。そのため、坂角総本舗は、私にとって非常に身近な存在でしたね。また、「ゆかり」の原料は海老であることから、水産学科で培った知識と専門性を発揮できると思ったのです。さらに、人事担当者の親身な対応や、緊張をほぐすような温かい心遣いに触れ、坂角総本舖への入社を決意しました。

Chapter 02

商品開発の軸はお客様の声

現在、私はマーケティング部の商品開発課で、既存商品のリニューアルや新商品開発に携わっています。私たちの部署の役割は、常にお客様のことを第一に考え、求められる商品やサービスを企画し、形にすることです。

例えば、「ゆかり」や「さくさく日記」といった既存商品については、お客様の声に耳を傾けながら、味わいや見た目、食感などを細かく検討。より満足度の高い商品に進化させる努力を続けています。特に原料の海老は、天然と養殖の違いや、種類、産地による特徴などを、徹底的に比較してきました。素材による味わいの変化を追究できることは、非常に面白いです。研究によって商品価値を高めることができたときには、特にやりがいを感じます。
また、自身が開発に携わった商品について、お客様の生の声に触れられる機会があるため、大きな達成感を得られるとともに、自身の成長にも繋がっています。

Chapter 03

製造現場の経験を糧に開発者としての引き出しを増やしたい

製造から企画、開発まで、幅広い経験を積めるところが、当社で働く魅力です。入社後はまず製造現場に配属され、製造工程、機械操作、原料の扱い方を肌で学びます。この経験は今の業務にも活きており、現実的に「つくれるもの」と「つくれないもの」を判断できることが、私の大きな強みとなりました。また、商品の改良から新規開発、調査研究まで、多岐にわたる業務に携わる環境のおかげで、日々、自身の視野が広がっているのを感じています。

今後は未経験の業務にも挑戦し、開発者としての引き出しをさらに増やしていきたいです。そして将来的には、「ゆかり」という長く愛されてきたブランドの価値を一層高め、より多くの方々に届けたいと考えています。これまでの経験を活かし、お客様にとっても、会社にとっても理想的と言えるような商品を、自分自身の手で生み出していきたいです。

1日のスケジュール

9:00

出勤・スケジュール確認

進行中のプロジェクトの進捗確認や、打ち合わせを行います。

10:00

調査研究

現地に直接足を運び、新たな原料の候補となる素材を自分の目で確認します。

12:00

昼休憩

外出先で昼食をとります。

14:00

データ分析

会社に戻り調査研究のデータを整理・分析します。

16:00

試作

原料を配合し鉄板で焼き、商品の試作品を作ります。

18:00

退勤