INTERVIEW 01
若手も参画できるカイゼン活動に大きな喜びと達成感
製造部 製造2課1係
R.Kさん 2023年新卒入社
Chapter 01
私が当社を選んだ理由は、「人の良さ」と「安定した環境」にあります。大学では食品科学について学び、食品業界でのキャリアを視野に入れて就職活動をしていました。「地元の東海圏で安定した生活を送りたい」という思いがあった私は、大学時代にお世話になった研究室の先生の勧めで、当社の説明会に参加したのです。他にも複数の会社の説明会に参加したものの、最終的に坂角総本舖に入社することを決意しました。
入社の決め手になったのは、人事の方とお話したときに、雰囲気がよく、話しやすいと感じたことです。実際に入社してみると、社内では互いに支え合う文化が根付いており、新入社員の私もすぐに職場になじむことができました。また、転勤がない点も大きな魅力でしたね。自分のスキルを活かして、地域に根ざした仕事に就きたいと考えていた私にとっては、最適な職場だったと思います。
Chapter 02
現在、私は製造部2課1係に所属し、加木屋工場で製造された海老せんべいの「ゆかり」の二次焼成を担当しています。具体的には、工場でつくられた製品の最終焼成と、製品が品質基準を満たすよう監視・管理する、生産管理と現場保全を兼ねた業務です。私自身が直接機械を操作するのではなく、生産スタッフをマネジメントし、生産業務のサポートをしています。
例えば、生産スタッフが機械のトラブルなどの問題に直面した際には、迅速な対応で生産を円滑に進めることが私の仕事です。チームワークと的確な判断力が求められる業務ですが、大きなやりがいを感じています。
さらに、生産スタッフに効率的に働いてもらうために、人員配置の最適化を行うことも、私の仕事の一つです。同じ持ち場に固定せず、生産スタッフごとの得意・不得意を考慮して、適切な人員配置を行っています。このように、生産性向上を目指した総合的なライン管理を心がけています。
Chapter 03
当社では、全社でカイゼン活動に取り組んでおり、若手も活躍できる機会がたくさんあります。私自身も、業務の効率化を目指して「ゆかり」のサイズ均一化に取り組んだ結果、社内の「カイゼン活動発表会」において、金賞(1位)を受賞しました。自分のアイデアが形になり、実際に生産に貢献できたことが、非常に嬉しかったです。このカイゼン活動は、部署でグループを組んで進められ、私がリーダーを務めていたこともあり、大きな達成感につながりました。
将来は、機械メンテナンスの専門知識をより深め、保全業務のプロフェッショナルとして活躍したいです。現在も機械のトラブル対応や修理も担当していますが、これからは自主保全士2級の資格取得を目指し、さらに専門的な知識を身につけて、効率的に生産ラインを支える存在になりたいと考えています。機械の修理を完了し、現場の問題が解決したとき「ありがとう」と言われることが何よりの喜びです。この喜びを胸に、今後も真摯に取り組んでいきます。
機械を立ち上げます。
時間ごとに生産アイテムの切り替えを行います。
機械のトラブル対応、翌日の人員配置、カイゼン活動などを行います。