INTERVIEW 02
実験好きが活きる、「さくさく日記」製造の現場
製造部 製造4課1係 係長
W.Eさん 2017年新卒入社
Chapter 01
私は2017年に新卒で入社し、現在は製造部製造4課1係の係長を務めています。大学では微生物の消化酵素の研究をしており、実験することが大好きでした。就職活動では、お菓子作りが実験の過程に似ていることから製菓業界に興味を持ち、坂角総本舖の学内説明会に参加しました。
学内説明会で、採用担当と製造部の方が楽しそうに話していたことがとても印象に残っています。またその時に、「若手社員でもカイゼン活動など全社に関わる仕事ができる」と聞き、早くからいろいろな業務を任せてもらえることにとても惹かれましたね。
入社後は温かく協力的な先輩たちに支えられ、安心して様々な仕事に挑戦することができています。
Chapter 02
私が所属する製造4課では、当社の看板商品「ゆかり」に次ぐ人気を誇る「さくさく日記」の製造を行っています。供給部からの依頼に基づいて、生産計画を立てるのが私の主な仕事です。計画通りに商品を生産するために、製造に必要な人員の手配や、原料などの資材発注も担当しています。
中でも、私が特に力を入れているのが不良率の低減です。不良品が発生すると、その分だけ計画に誤差が生じるため、不良をいかに減らすかが商品の安定供給のカギとなります。データを取りながらトライアンドエラーを繰り返す過程は、実験に似ているかもしれません。実際に不良率が改善された時や、スタッフから「作業しやすくなった」と声をかけてもらえた時の達成感は格別です。このように実際に目に見える成果を上げられることが、仕事のモチベーションにつながっています。
Chapter 03
当社の大きな魅力は、若手社員にも積極的に裁量を与えてくれるところです。私自身も、新入社員の頃に、数百万円もする高価な生産機械の導入から立ち上げまでの一連の業務を任せてもらいました。もちろん上司もサポートしてくれたのですが、責任のある仕事を任されたこと自体が嬉しかったですし、業務をやり遂げた達成感は今でも鮮明に覚えています。
これからは、係長としてさらに成長していきたいと考えています。そして、後輩たちから「あの人のようになりたい」と思ってもらえるような存在になりたいです。また、部門全体としては、より効率的な生産ラインの構築と、さらなる品質管理体制の強化を目指しています。チームを引っ張っていけるようなリーダーシップを身につけ、生産効率向上に貢献できるよう努力していきたいです。後輩たちの道しるべとなり、会社の持続的な発展に寄与したいと思います。
作業スタッフとコミュニケーションをとり、トラブルの有無や前日の生産状況を確認します。
季節商品やリニューアル商品について、他の部署と打ち合わせをします。
品質の検査表を確認して、当日の生産状況を確認します。